The 35th Annual Japanese Speech Contest
Published Monday, September 13, 2004 by Mathieu | E-mail this post

Yesterday at Monash University - I won the award for originality. Here is the transcript of my speech. I'll try and make a translation available soon.
弁論大会2004年
マシュートーザー
Mathieu Tozer
スピーチの原稿
オーストラリア人が床に座って食べたり飲んだりしているのを見て、みなさんどう思いますか?
日本から帰ってきて間もないときに、日本人の友人と大学のキャンパスを歩いていると、彼が、「どうしてオーストラリア人は床に座って食べているのか」といいました。私はオーストラリア人なのに、彼と同じく、違和感を感じました。
私は一年半日本に留学したことがあります。
その時は自分の頭の中で大きな変化があった時期でした。初めは、カルチャーショックで、混乱したり、悩んだりしていましたが、最後には自然と日本の生活に溶け込んでいました。こちらに帰ってきて、生活が急にオーストラリアの環境に戻ったので、今度は逆にオーストラリアの習慣に対してカルチャーショックを受けたのです。
学者によると、カルチャーショックには五つの段階があると言われています。一つ目は新婚旅行のような楽しい段階です。二つ目は嫌な気持ちを持つ段階です。それから慣れていく段階で、その次は自分の国にいるように自然でいられる段階。最後がオーストラリアに帰ってから自分の国に違和感を感じる「逆カルチャーショック」の段階です。
その逆カルチャーショックの時に、私は自分の国なのに、習慣と社会のことをよく分からなくて変だと思っていました。まるで水から出された魚みたいな感覚でした。
また、友達や家族が少し変わったような気もしました。それから、オーストラリアの習慣に苛立ちを感じ、どのようにしたらいいのか全くわからない時期もありました。例えば、5時になると店が全部閉まります!

ある日、大学帰りに友達を一緒に電車に乗った時、数人の留学生の隣に座りました。彼女たちは母国語で楽しく大きな声で話をしていました。それを友達はうるさいと言いましたが、私はあまり気になりませんでした。この世界ではたくさんの言葉が聞こえて、そしてそれは素晴らしいことだとその時に思っていたのです。
こちらに戻ってすぐの頃に、オーストラリアが変わったと思っていましたが、本当は自分が変わっていたのだと今は思います。それに気づいたことで、新しい社会観が生まれ、オーストラリアを客観的にみることができるようになり、オーストラリアの生活に違和感を感じなくなりました。
日本での生活から数え切れないくらい多くのすばらしいものが備わったと感じます。精神的に強くなったり、寛大な気持ちで人に接することができるようになったりしました。また、考え方が柔軟になり、オーストラリアではよく目にする多文化を受け入れることも出来るようになりました。
ここで私はさきほど五つのカルチャーショックの段階に六つ目の段階を提案したいと思います。それは逆カルチャーショックが終わってからの私が感じたように異文化を受け入れて尊重できる、偏見のない広い視野をもつようになる時期です。
私にとって、日本に行った

ことはとてもいい経験になりました。それは、間違いなく、カルチャーショックを受けたからです。このような変化には、ショックが必要だと思います。この国際化されている世界ではたくさんの異なる文化を毎日目にします。まず個人的な段階から日本とオーストラリアの国際理解を深めるため両国の学生に交換留学をする機会をたくさん作ってほしいと思います。
ありがとうございました。
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